オクトパスエナジーと九州電力を比較!燃料費調整額の上限の有無も含めて世帯別・使用量別に徹底検証

九州電力からオクトパスエナジーに乗り換えたら、電気代は下がると聞いたけど本当だろうか?

そう思って実際に調べはじめると、「安いと聞いたけれど、あとで高くなって後悔しないか不安」「九州電力の従量電灯Bは燃料費調整額に上限があるから、そこから動かないほうがいいのでは」「うちの使用量だとどちらが得なのか」といった疑問にぶつかる方も多いかもしれません。

2026年10月分の単価で計算すると、三つの世帯モデルすべてでオクトパスエナジーの請求額が小さくなりました。ただし九州電力は大手電力のなかでも単価が低く、一人暮らしのモデルでは年30円しか違いません。使用量が増えるほど差が開くということ、キャンペーン適用で1年目はお得に使えるということを覚えておいてください。

オクトパスエナジーと九州電力の世帯別の年間差額

九州電力と比較する際、まず抑えておきたのは九州電力の従量電灯Bの燃料費調整額は、2026年9月分からふたたび上限に張りついているということです。平均燃料価格が上限を超えているため、本来の計算値より低いところで止まっている状態です。

つまり「規制料金は上限があるから有利」という話が、いまこの瞬間にプラスに働いているということです。上限のない自由料金と比べると、2026年10月分では0.47円/kWhの差がついています。

上記の状況をふまえ、本記事では金額そのものが現時点で安くなることよりも「どういう条件でどちらが安くなるのか」を早見表で示します。検針票の使用量と、その月に公表されている調整単価の2つを当てはめるだけで判定できる形にしました。

そのうえで、当編集部としては割引を受けられる専用ページから申し込んで「サイト de オクトパス割」を適用したうえで乗り換える方法をおすすめしています。

そのため当サイトでは、確実に専用ページへアクセスできるようにすべてのボタンをオクトパスエナジーの特設サイトへリンクしています。

サイト de オクトパス割は総額4,000円が初回の請求から1,000円×4カ月で自動的に電気代から引かれる割引です。申請もクーポンコードの入力も不要なので、受け取り漏れが起きません。

なお九州電力株式会社(以下、九州電力)は「九電」、オクトパスエナジーは「オクトパスでんき」「オクトパス電気」と表記されることもありますが、いずれも同じ会社の呼び方違いです。当記事では公式の表記にあわせて「九州電力」「オクトパスエナジー」で統一しています。

2026年10月分の単価で比べた結果
世帯モデル年間の差割引を含めた1年目
一人暮らし
30A・200kWh
30円安い4,030円安い
二人暮らし
40A・320kWh
813円安い4,813円安い
ファミリー(4人)
50A・420kWh
5,654円安い9,654円安い
九州電力「従量電灯B」と、オクトパスエナジーの安いほうのプランを比べた金額です。2026年10月分の調整額にもとづく当サイトの試算値です

\ 申請不要・初回請求から総額4,000円が引かれる /

この記事では
「世帯別・使用量別にいくら違うのか」
「従量電灯Bの上限はいま実際にどれくらい効いているのか」
「2022年の高騰期と2026年でどう変わったのか」
「自分の検針票でどちらが安いか判定する方法」まで順番に解説します。

目的別・この記事でわかること

(タップすると各見出しへスキップできます)

※本記事の電気代は、2026年10月分(検針・請求分)の燃料費調整単価・電源調達調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金・国の電気料金支援をもとに当サイトが計算した試算値です。調整額は毎月変わるため、結論も月によって入れ替わります。最新の単価は各社の公表ページをご確認ください。

この記事の監修・運営
株式会社アウンカンパニー
通信・電力の比較メディア運営 / インターネット回線取次


当コンテンツは、総務省に電気通信事業者として届出(届出番号:C1903064)を行っている「株式会社アウンカンパニー」編集部が、監修および記事執筆を行っています。当サイトは電気料金を比較・紹介するメディアで、電気の販売は行っていません。契約内容・請求・停電に関するお問い合わせは、ご契約の電力会社へお願いします。
電気料金に関する記載は、各電力会社が公表する料金単価表・燃料費調整額のお知らせ・供給約款・特定商取引法に基づく表示に加え、経済産業省 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」、電力・ガス取引監視等委員会、総務省統計局「家計調査」、環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」などの公的資料を確認したうえで作成しています。記事内の試算は当サイトが条件を定めて算出した目安であり、契約容量・使用量・検針月によって実際の請求額とは異なります。掲載内容に誤りなどがある場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。内容を確認し、速やかに修正いたします。

運営会社情報

実際の利用者の声から確かめたい方は、オクトパスエナジーの評判についてまとめた記事もあわせてご覧ください。

目次

【結論】試算では基本的にオクトパスエナジーが九州電力より安い|ただし従量電灯Bからの乗り換えは燃料高騰時に差が縮まる

オクトパスエナジーと九州電力の比較は使用量が多い世帯ほどオクトパスが有利

先に結論

2026年10月分の単価では、一人暮らし・二人暮らし・ファミリー(4人)のどのモデルでも、オクトパスエナジーの請求額が小さくなりました。差が大きくなるのは使用量が多い世帯で、ファミリー(4人)では年間5,000円を超えます。

一方で一人暮らしの差は月3円ほどしかありません。九州エリアはもともと大手側の従量単価が抑えられているため、使う量が少ない世帯では差がほとんど残らないのです。

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世帯モデルオクトパス
(安いプラン)
九州電力
従量電灯B
年間の差割引を含めた
1年目の差
一人暮らし
30A・200kWh
月5,598円
グリーンオクトパス
月5,601円30円安い4,030円安い
二人暮らし
40A・320kWh
月9,104円
グリーンオクトパス
月9,171円813円安い4,813円安い
ファミリー(4人)
50A・420kWh
月11,978円
シンプルオクトパス
月12,450円5,654円安い9,654円安い
2026年10月分の調整額にもとづく当サイトの試算値です。「割引を含めた1年目」はサイト de オクトパス割の総額4,000円を差し引いた金額です

もうひとつ押さえておきたいのが、いま契約しているプランが従量電灯Bかスマートファミリープランかで、前提が変わるという点です。

従量電灯Bは規制料金で、燃料費調整額に上限があります。2026年10月分は実際にその上限が効いており、上限のない自由料金より0.47円/kWh安く抑えられています。ここから乗り換えるということは、その保険を手放すという意味になります。

一方、すでにスマートファミリープランを契約している方にはこの注意点は当てはまりません。スマートファミリープランは自由料金で、もともと燃料費調整額に上限がないためです。同じ「九州電力」でも、前提がまったく違います。

そのため当記事では、金額を断定するかわりに「どういう条件で入れ替わるか」がわかる早見表を用意しました。検針票の使用量と、その月の燃料費調整単価の2つを当てはめるだけで判定できます。

\ 申請不要・初回請求から総額4,000円が引かれる /

当記事の試算条件と一次情報について ※タップでひらく

当記事の電気代は、当サイトが電力各社の公表単価をもとに計算したものです。世帯モデルは次の3区分で統一しています。

世帯モデル契約容量月間使用量
一人暮らし30A200kWh
二人暮らし40A320kWh
ファミリー(4人)50A420kWh
  • 基準月:2026年10月(検針・請求分)。使用期間は30日で計算しています
  • 含めた項目:基本料金・電力量料金・燃料費調整額/電源調達調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金(4.18円/kWh)・国の電気料金支援
  • 使用量の根拠:総務省「家計調査」の電気代を実効単価で割り戻して当サイトが換算した値です。環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の全世帯平均(月326kWh)とも整合します
  • 単価の出典:オクトパスエナジー公式の電気料金メニュー定義書・燃料費調整額のお知らせ・特定商取引法に基づく表示、および大手電力各社の料金単価表・燃料費調整単価(いずれも2026年9月確認)
  • プランの扱い:グリーンオクトパスとシンプルオクトパスを両方計算し、その月に安かったほうの金額を載せています

記載の金額は当サイトが公表資料をもとに計算した試算値で、実際の請求額は使用状況・検針日数・調整額の変動によって変わります。契約容量や使用量が世帯モデルと異なる場合も結果が変わります。

※九州電力エリアの金額には、九州電力・オクトパスエナジーの双方に共通してかかる離島ユニバーサルサービス調整単価(2026年10月分は0.11円/kWh)を含めています。両社に同じだけかかるため、差額には影響しません。

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オクトパスエナジーと九州電力の電気代を世帯別・使用量別に比較

電気代は1つの数字で決まるものではなく、「基本料金」「電力量料金」「調整額」「再エネ賦課金」の4つの合計で決まります。

電気代は基本料金と電力量料金と調整額と再エネ賦課金の4つで決まる

そのため、公式サイトに載っている単価表だけを見比べても比較になりません。

とくに九州エリアは4つのうち2つ(基本料金と電力量料金)で両社がほぼ並んでいます。残る調整額のところで差がつくため、単価表を並べただけでは結論が出ないのです。

このうち調整額は毎月変わるうえ、九州電力は規制料金と自由料金で扱いが違い、オクトパスエナジーもプランによって「燃料費調整額」だったり「電源調達調整費」だったりと分かれます。ここがいちばんややこしい部分なので、毎月変わる項目の専用の章で詳しく解説します。

この章の比較は、九州電力は契約者が最も多い「従量電灯B」を主軸にしています。オクトパスエナジーは2つのプランで計算し、その月に請求額が低かったほうを載せています。

特設サイト経由でのみ申し込めるプランは単価が異なるため、この章の金額には含めていません。

1. 比較の前に確認|九州電力の契約が従量電灯Bかスマートファミリープランかで結論が変わる

九州電力の従量電灯Bとスマートファミリープランの違い

同じ「九州電力」でも、契約しているプランによって比較の前提が変わります。とくに従量電灯Bとスマートファミリープランは基本料金が同じで、違うのは301kWh以降の単価と上限の有無だけです。

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プラン区分料金の組み立て燃料費調整額の上限この記事での扱い
従量電灯B規制料金基本料金+3段階
18.37/23.97/26.97円
上限あり
2026年10月分は上限に到達
比較の主軸
スマートファミリープラン自由料金基本料金は同一
18.37/23.97/25.87円
上限なし301kWh超の帯だけ従量電灯Bより安い
スマートファミリープラン
[ガスセット]
自由料金単価は上記と同一上限なし福岡県西部ガスの都市ガス供給区域が条件
電化でナイト・セレクト自由料金時間帯別(夜間14.59円)
契約電力は実量制
上限なしオール電化向け。別のH3で比較
単価は2026年9月に九州電力公式で確認した税込の金額です

自分がどれかわからない場合は、検針票(電気ご使用量のお知らせ)か会員サービス「My九電」の契約内容に契約種別が書かれています。

従量電灯Bなら、この記事の金額表をそのまま自分の契約に当てはめられます。

スマートファミリープランは、301kWh以降の単価が従量電灯Bより1.10円/kWh安く設定されています。そのかわり燃料費調整額に上限がありません。単価が下がる代わりに、高騰時の保険を手放すという組み立てです。

ここが他エリアとの大きな違いです。単価がまったく同じで、違いは上限の有無だけの地域とは違い、九州電力は単価そのものが違うため、どちらと比べるかで結論の出方が変わります。

規制料金と自由料金で調整額の扱いがどう違うのか、いまその差がいくらなのかは、上限の有無を解説した章で数字で比べています。

2. 使用量別の早見表|何kWhから九州電力よりオクトパスエナジーが安くなるかが一目でわかる

使用量と燃料費調整額別にオクトパスエナジーと九州電力のどちらが安いか示す早見表

この記事でいちばんお伝えしたいのが次の早見表です。検針票にある「使用量」と、九州電力が毎月公表している「燃料費等調整単価」の2つを当てはめるだけで、その月にどちらが安いか判定できます。

金額だけを載せた比較表は、翌月になると使えません。両社の差は調整額で動くためです。そこで調整単価を横軸に置いて、毎月そのまま使える形にしました。

当サイトが推奨している「サイト de オクトパス割」の4,000円(1,000円×4カ月)を含めると、どの列でも1年目はすべての使用量でオクトパスエナジーが安くなる試算です。

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月の使用量+1.39円
2026年7月分
+0.50円▲0.50円▲1.53円
2026年10月分
▲2.54円
2026年9月分
100kWhオクトパス
491円安い
オクトパス
402円安い
オクトパス
302円安い
オクトパス
199円安い
オクトパス
98円安い
150kWhオクトパス
430円安い
オクトパス
296円安い
オクトパス
146円安い
九州電力
8円安い
九州電力
160円安い
200kWhオクトパス
587円安い
オクトパス
409円安い
オクトパス
209円安い
オクトパス
3円安い
九州電力
199円安い
250kWhオクトパス
754円安い
オクトパス
531円安い
オクトパス
281円安い
オクトパス
24円安い
九州電力
229円安い
300kWhオクトパス
921円安い
オクトパス
654円安い
オクトパス
354円安い
オクトパス
45円安い
九州電力
258円安い
350kWhオクトパス
1,113円安い
オクトパス
801円安い
オクトパス
451円安い
オクトパス
91円安い
九州電力
263円安い
400kWhオクトパス
1,305円安い
オクトパス
949円安い
オクトパス
549円安い
オクトパス
137円安い
九州電力
267円安い
450kWhオクトパス
1,497円安い
オクトパス
1,096円安い
オクトパス
646円安い
オクトパス
183円安い
九州電力
272円安い
500kWhオクトパス
1,689円安い
オクトパス
1,244円安い
オクトパス
744円安い
オクトパス
229円安い
九州電力
276円安い
550kWhオクトパス
1,881円安い
オクトパス
1,391円安い
オクトパス
841円安い
オクトパス
275円安い
九州電力
281円安い
600kWhオクトパス
2,073円安い
オクトパス
1,539円安い
オクトパス
939円安い
オクトパス
321円安い
九州電力
285円安い
縦が検針票の使用量、横が九州電力が公表しているその月の燃料費等調整単価(従量電灯Bの合計単価)です。金額は1か月あたりの差で、契約30A・使用期間30日で当サイトが計算した試算値です

表の読み方は2ステップです。まず検針票で自分の使用量に近い行を選び、次にその月の燃料費等調整単価の列を見るだけです。九州電力の単価は毎月公式サイトで公表されています。

  1. 検針票の「ご使用量」で行を選ぶ(例:210kWhなら200kWhの行)
  2. 検針票か九州電力の公表ページで、その月の燃料費等調整単価を確認して列を選ぶ
  3. 交わったマスに書かれているのが、その条件で安くなる側と金額の目安

2026年10月分の燃料費等調整単価は▲1.53円/kWhです。この列を縦に見ると、150kWhの行だけ九州電力が8円安く、ほかはすべてオクトパスエナジーが安くなっています。1kWh刻みで計算すると、九州電力が安いのは月146〜194kWhの帯だけでした。

ところが表の右端、▲2.54円の列では結果が入れ替わります。この列は2026年9月分に実際に起きていた水準で、月112kWh以上を使う30A契約だと九州電力のほうが安くなります。

反対に列を左へ進むほど、つまり調整単価がプラスに戻るほどオクトパスエナジー側の差が開きます。2026年7月分の+1.39円の水準なら、200kWhで月587円の開きでした。

編集部のコメント

真ん中の帯だけ九州電力が強くなるのは、3つの力が使用量ごとに入れ替わるためです。

使用量が少ない帯では、基本料金0円のシンプルオクトパスが効きます(九州電力は30Aで月948.72円)。真ん中の帯では、九州電力の第2段階23.97円という安い単価が効いて固定費の差を食いつぶします。そして300kWhを超えると九州電力の単価が第3段階の26.97円に上がるため、また逆転します。

九州電力の単価がもともと低いぶん、この「真ん中のへこみ」は東京電力エリアより浅く、幅も狭くなっています。

この表は契約30Aの場合です。50A契約なら、どの調整単価の列でも全域でオクトパスエナジーが安い試算になります。40A契約は▲1.53円の列までなら全域で、▲2.54円の列では月204kWh以上が九州電力に入れ替わります。九州電力の基本料金は10Aごとに316.24円ずつ上がるのに対し、オクトパスエナジーは1日あたりで計算するため、アンペアを上げるほど差が開くからです。

反対に20A契約では基本料金の差が小さく、2026年10月分(▲1.53円)でも月85〜205kWhは九州電力が月30円ほど安い試算です。ただし年間の差は400円台にとどまるため、サイト de オクトパス割の4,000円を含めた1年目はオクトパスエナジーが安くなります。

誤解を避けるためにお伝えしておくと、オクトパスエナジーに変えればどの世帯でも安くなる、というわけではありません。九州電力の調整単価が▲1.5円前後より大きくマイナスになった月は、30A契約でも逆転することがあります。▲2.54円だった2026年9月分では月112kWh以上のほとんどの帯で九州電力のほうが安く、▲1.53円の2026年10月分では月146〜194kWhの狭い帯だけが入れ替わる試算です。

なお、その帯に当てはまる方でもサイト de オクトパス割の総額4,000円を含めれば、1年目は差が埋まることが多いです。表で九州電力が安いと出た方は、年間の差額(月の差×12カ月)と4,000円を比べてみてください。九州電力が最も有利な条件でも年3,700円ほどなので、1年目は逆転する試算になります。

3. 一人暮らし(30A・200kWh)の電気代比較|差はごくわずかだがオクトパスエナジーが安い

一人暮らしのモデル(30A・月200kWh)では、オクトパスエナジーが月3円・年間30円安いだけという結果になりました。方向としてはオクトパスエナジーが安いものの、実質的には同額と考えたほうが正確です。

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内訳グリーン
オクトパス
シンプル
オクトパス
九州電力
従量電灯B
基本料金934円
日額31.14円×30日
0円949円
電力量料金4,024円5,568円4,122円
調整額▲196円▲700円▲306円
再エネ賦課金836円836円836円
合計(月)5,598円5,704円5,601円
年間の差30円安い1,239円高い―
2026年10月分の単価・使用期間30日で当サイトが計算した試算値です。調整額は国の電気料金支援と離島ユニバーサルサービス調整単価を含みます

一人暮らしの帯でシンプルオクトパスが伸びないのは、九州電力の第1段階が18.37円と安いためです。200kWhのうち120kWhはこの単価で計算されるので、一律27.84円のシンプルオクトパスでは基本料金0円の強みを使い切ってしまいます。

ただしサイト de オクトパス割の総額4,000円を含めた1年目は、年4,030円の差になります。素の料金差がほとんどなくても、割引のぶんだけ1年目は確実に下がる計算です。

なお一人暮らしでも、在宅時間が長く月300kWhを超える月がある方は話が変わります。300kWhを超えると九州電力の単価が26.97円に上がるため、そこからは差が開いていきます。使用量別の早見表で自分の実績に近い行を確認してみてください。

4. 二人暮らし(40A・320kWh)の電気代比較|年間で数千円の差がつく

二人暮らしのモデル(40A・月320kWh)になると、オクトパスエナジーが月68円・年間813円安いという結果になりました。サイト de オクトパス割の4,000円を含めた1年目は年4,813円の差です。

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内訳グリーン
オクトパス
シンプル
オクトパス
九州電力
従量電灯B
基本料金1,246円
日額41.52円×30日
0円1,265円
電力量料金6,834円8,909円7,058円
調整額▲314円▲1,120円▲490円
再エネ賦課金1,338円1,338円1,338円
合計(月)9,104円9,126円9,171円
年間の差813円安い540円安い―
2026年10月分の単価・使用期間30日で当サイトが計算した試算値です

この帯の特徴は、グリーンオクトパスとシンプルオクトパスの差が22円しかないことです。320kWhは両プランの力が拮抗する境目にあたります。

月320kWhを安定して超えるのであればシンプルオクトパスが伸びていきますが、春や秋に使用量が落ちる月はグリーンオクトパスのほうが有利になります。1年を通した平均使用量で判断してください。

5. ファミリー(4人・50A・420kWh)の電気代比較|差が最も大きくなる

ファミリー(4人)のモデル(50A・月420kWh)では、オクトパスエナジーが月471円・年間5,654円安いという結果になりました。3つの世帯モデルのなかで差が最も大きくなります。

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内訳シンプル
オクトパス
グリーン
オクトパス
九州電力
従量電灯B
基本料金0円1,557円
日額51.90円×30日
1,581円
電力量料金11,693円9,384円9,755円
調整額▲1,470円▲412円▲643円
再エネ賦課金1,756円1,756円1,756円
合計(月)11,978円12,285円12,450円
年間の差5,654円安い1,975円安い―
2026年10月分の単価・使用期間30日で当サイトが計算した試算値です

420kWhになると、420kWhすべてに調整額のマイナスがかかるシンプルオクトパスが伸びます。調整額だけで月1,470円ぶん請求が下がる計算で、電力量料金が高いぶんを取り返しています。

シンプルオクトパスの料金が使えるのは適用開始から1年間だけです。その後は同じエリアのグリーンオクトパスの料金に切り替わります。上の表でいえば、2年目からは年1,975円安いほうの行が自分の金額になります。

2年目以降もグリーンオクトパスのほうが安い計算にはなりますが、これは2026年10月分の調整額での試算です。調整額が動けば結果も動くため、使用量別の早見表で毎月確認する使い方をおすすめします。

6. オール電化の場合|九州電力「電化でナイト・セレクト」とオール電化オクトパスを比較

オール電化オクトパスと九州電力の時間帯別単価比較

オール電化の住宅では、ここまでの3段階の料金表は使えません。九州電力は「電化でナイト・セレクト」、オクトパスエナジーは「オール電化オクトパス」という、時間帯で単価が変わるプランどうしの比較になります。

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比較項目オール電化オクトパス
2026-07-D
九州電力
電化でナイト・セレクト
基本料金契約電力1kWにつき
1日 10.42円
契約電力10kW以下
月 1,888.80円
安い時間帯ナイトタイム
22時〜翌8時
夜間
21・22・23時開始から選択
夜間の単価14.73円/kWh14.59円/kWh
昼間の単価夏季・冬季 29.03円
その他季 25.87円
平日 夏冬27.63円/春秋24.74円
休日 夏冬22.01円/春秋18.61円
休日の扱い平日と同じ休日は昼間も安い
調整額の上限なしなし
2026年9月に両社の公式資料で確認した税込の単価です。契約電力の決め方が両社で異なるため、金額の単純比較はできません

いちばん電気を使う夜の時間帯で比べると、1kWhあたりの開きは10銭台にとどまります。オール電化で結論を分けるのは単価そのものではなく、土日の過ごし方と、基本料金の決まり方のほうです。

九州電力の電化でナイト・セレクトは休日の昼間にも安い単価が適用されます。土日に家にいる時間が長い世帯ほど効いてくる仕組みです。ただし基本料金のほうは、10kWまでなら月1,888.80円で固定され、使う量が少ない月でも下がりません。

オール電化向けのプランは、どちらもアンペアではなくキロワット単位で契約します。この記事が使っている30A・40A・50Aの世帯モデルは当てはまらないので、オール電化の方はご自宅の契約電力と、時間帯ごとの使用量を見て計算してください。

時間帯ごとの使用量の置き方を含めたオール電化の試算は、オクトパスエナジーのオール電化プランを扱った記事でくわしく解説しています。

7. 電気とガスをまとめる場合|九州電力のセット割は使用量が少ないと割引が小さい

九州電力のセット割がある場合の年間割引額と電気料金差の比較

先にいちばん大事な点をお伝えすると、九州にお住まいの方はオクトパスエナジーでガスを申し込めません。公式が案内している対象区域は関東・関西・中部にとどまっています。電気とガスを1社にまとめたい方は、ここで選択肢が分かれます。

まずはこの3エリアからスタート エリアは順次拡大予定です。(中略)関東エリア(東京ガス供給エリア/東京地区等)

引用:オクトパスエナジー公式サイト「電気ガスセットは、オクトパスエナジーで」

九州電力側は「きゅうでんガス」を提供しており、スマートファミリープラン[ガスセット]とセットにするとガス料金から毎月100円〜1,300円が引かれます。ただしこの割引額はガスの使用量で決まる仕組みです。

月のガス使用量が0〜5㎥なら割引は100円にとどまり、101㎥以上でようやく1,300円になります。九州電力が公式シミュレーションで例示している電気30A・ガス23㎥/月のケースで月600円、年間7,200円です。ガスの使用量が少ない世帯ほど、セット割のうまみは小さくなります。

きゅうでんガスには供給区域の条件もあります。スマートファミリープラン[ガスセット]の適用条件は福岡県西部ガスの都市ガス供給区域内であることと明記されており、九州のどこでも使えるわけではありません。

そしてもうひとつ、光回線を九電グループのBBIQにしている方は、電気をやめると回線の割引も止まります。「九電グループまとめてあんしん割」は、電気の契約を前提にガス・光インターネット・スマートフォンの料金を割り引く仕組みだからです。

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セットにしているもの割引額年間乗り換えると
BBIQ(戸建・つづけて割あり)月330円3,960円なくなる
BBIQ(つづけて割なし)月110円1,320円なくなる
QTモバイル(1回線)月110円1,320円なくなる
きゅうでんガス(23㎥/月の例)月600円7,200円なくなる
九州電力「九電グループまとめてあんしん割」の公式ページと料金割引シミュレーションで2026年9月に確認した金額です。対象の電気料金プランには従量電灯Bも含まれます

ここが東京電力エリアとの決定的な違いです。東京電力エナジーパートナーのガスセット割は従量電灯Bが対象に挙げられていませんでしたが、九電グループまとめてあんしん割は従量電灯Bのまま受けられます。つまり九州では、規制料金を維持したまま割引を積める構造になっています。

戸建てでBBIQときゅうでんガスの両方をまとめている世帯なら、年11,160円ぶんの割引が電気の契約にぶら下がっています。電気だけを乗り換えると、この分も一緒に消えます。ファミリー(4人)の年間差5,654円を上回るため、この条件に当てはまる方は乗り換えないほうが安くなる可能性があります。

逆にいえば、BBIQもきゅうでんガスも使っていない方には、この論点は関係ありません。集合住宅のBBIQだけなら年1,320円、QTモバイル1回線だけなら年1,320円なので、電気の差額のほうが大きくなるケースがほとんどです。ご自分の請求書でどの割引が付いているかを確認したうえで、使用量別の早見表の金額と足し引きしてみてください。

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オクトパスエナジーと九州電力を項目ごとに比較|基本料金・電力量料金・料金プラン・ポイント還元・サポート体制などを調査

ここでは単価表に載っている固定の項目を比べます。毎月変わる調整額は次の章でまとめて扱います。

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項目オクトパスエナジー九州電力ひとこと
基本料金◯ 30A 月934円
シンプルは0円
△ 30A 月949円差は月15円。ほぼ互角
電力量料金◯ 18.20/23.00/25.50円△ 18.37/23.97/26.97円九州電力も全国では低め
調整額△ 上限なし◯ 従量電灯Bは上限あり→ 毎月変わる項目の章へ
プランの数◯ 用途別に分かれる◯ 規制料金も選べる選び方の考え方が違う
ポイント△ 経由限定プランのみ× 家庭向けの制度なし九州電力はグループ割引で還元
セット割× 九州はガス対象外◯ ガス・光・スマホ→ まとめている場合の計算
対面窓口× なし◯ 各県に営業所相談のしやすさは九州電力
解約金◯ 0円・縛りなし◯ 従量電灯Bは記載なし試しやすさはオクトパス
◯=有利/△=条件つき/×=該当なし。2026年9月に両社の公式サイトで確認した内容です

一覧にすると、料金は僅差、料金以外は九州電力に分があるという形になります。順番に中身を見ていきます。

1. 基本料金|アンペア制は同じだが単価が異なり、契約アンペアが大きいほど差が出る

両社とも契約アンペアで基本料金が決まる仕組みです。ただしオクトパスエナジーは1日あたりの金額に検針日数を掛ける方式なので、単価表をそのまま見比べても比較になりません。

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契約容量グリーンオクトパス
(30日換算)
シンプル
オクトパス
九州電力
従量電灯B
月の差
30A934.20円
日額31.14円
0円948.72円オクトパスが14.52円安い
40A1,245.60円
日額41.52円
0円1,264.96円オクトパスが19.36円安い
50A1,557.00円
日額51.90円
0円1,581.20円オクトパスが24.20円安い
グリーンオクトパスは使用期間30日で換算した金額です。九州電力は月額固定で、税込の単価はいずれも2026年9月に公式資料で確認しています

差は50Aでも月24円ほどしかありません。九州電力の基本料金は全国の大手電力のなかでも安い部類で、ここで大きな差はつきません。

一方でシンプルオクトパスは基本料金が0円です。30A契約なら月949円ぶんが最初から浮く計算になります。そのかわり電力量料金が一律27.84円と高めなので、使用量が少ない月ほど不利になります。

2. 電力量料金|3段階の単価を比べると、九州電力は第1段階が安く差が出にくい

電力量料金は、両社とも120kWhと300kWhを境にした3段階です。ところが最初の120kWhでは両社が1銭単位まで接近しており、1kWhあたり0.17円しか開いていません。

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使用量の段階グリーン
オクトパス
シンプル
オクトパス
九州電力
従量電灯B
差
〜120kWh18.20円27.84円18.37円オクトパスが0.17円安い
121〜300kWh23.00円27.84円23.97円オクトパスが0.97円安い
301kWh〜25.50円27.84円26.97円オクトパスが1.47円安い
税込・円/kWh。2026年9月に定義書と公式の料金表で確認した単価です

差が開くのは段階が上がってからです。3段階目に入ってようやく1kWhあたり1.47円まで広がります。使用量の多い世帯ほどオクトパスエナジーが有利になるという結論は、この3段階目の開きから来ています。

ただし、調整額と賦課金を除いた固定部分だけを足すと、両社の差は想像よりずっと小さくなります。30A契約の場合で比べると次のとおりです。

固定部分(基本料金+電力量料金)だけの月額・30A
  • 200kWh:グリーン4,958円/九州電力5,071円 → 差は113円
  • 300kWh:グリーン7,258円/九州電力7,468円 → 差は210円
  • 420kWh:グリーン10,318円/九州電力10,704円 → 差は386円

ここが東京電力エリアとの決定的な違いです。東京電力エナジーパートナーとの比較では固定部分だけで月2,000円以上の差がつきましたが、九州電力が相手だと200kWhで113円しか違いません。つまり九州では「オクトパスエナジーが安い」の根拠が、ほぼ調整額に集中しています。

だからこそ、この記事では調整額の章に厚みを置いています。九州電力との比較で結論を分けているのは、単価表ではなく毎月動く調整額のほうです。

3. 料金プランのラインナップ|九州電力は規制料金も選べ、オクトパスエナジーは用途別に分かれている

プランの考え方が両社で異なります。九州電力は規制料金と自由料金のどちらかを選ぶ形、オクトパスエナジーは住まいの設備や使い方で選ぶ形です。

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オクトパスエナジーどんな人向けか九州電力どんな人向けか
グリーンオクトパス標準プラン。3段階の単価従量電灯B規制料金。調整額に上限あり
シンプルオクトパス基本料金0円・調整額なし
適用は1年間
スマートファミリープラン自由料金。301kWh以降が安い
オール電化オクトパス夜間に使用が寄る住宅スマートファミリープラン[ガスセット]きゅうでんガスとまとめる人
EVオクトパス電気自動車を充電する住宅電化でナイト・セレクトオール電化。休日の昼も安い
ポイントオクトパス-R
経由限定
公式トップからは選べない時間帯別電灯・季時別電灯時間帯で使い方を寄せられる人
2026年9月時点で両社の公式サイトに掲載されているプランから、家庭向けの主なものを抜き出しています。掲載は順次変わるため、申し込み前に最新の一覧をご確認ください

注意したいのがポイントオクトパス-R のような経由限定プランです。公式サイトの料金プラン一覧には載らず、規約類のページにある定義書にだけ単価が掲載されています。この記事の金額表には含めていません。

九州電力側にも「時間帯別電灯」「季時別電灯」など掲載されているプランがありますが、家庭の主流は従量電灯Bとスマートファミリープランの2つです。迷ったらこの2つのどちらを契約しているかだけ確認すれば足ります。

4. ポイント還元・セット割|楽天ポイントが貯まる「ポイントオクトパス-R」と九州電力のポイント

先に結論をお伝えすると、九州電力には現在、家庭向けのポイント制度がありません。会員サイト「キレイライフプラス」は2025年9月30日にサービスを終了し、後継の「My九電」にポイント制度の記載はありません。

My九電でできるのは、料金と使用量の確認(最大24か月)、検針・請求・領収情報の確認、メール・LINE・SMSでの通知設定などです。貯まったポイントを交換するといった機能は案内されていません。

そのかわり九州電力は、ポイントではなくグループのセット割で還元する形をとっています。これが「九電グループまとめてあんしん割」です。

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比較項目オクトパスエナジー九州電力
ポイント制度ポイントオクトパス-R
電気料金の0.5%相当の楽天ポイント
家庭向けの制度なし
申込経路経由限定
公式トップからは選べない
―
還元の代わりサイト de オクトパス割
総額4,000円(申請不要)
九電グループまとめてあんしん割
ガス・BBIQ・QTモバイル
対象プラン割引はプランを問わない従量電灯Bも対象
会員サイトマイページ・アプリMy九電
最大24か月の実績を確認
2026年9月に両社の公式サイトで確認した内容です。ポイントオクトパス-Rの単価は公式の定義書にのみ掲載されています

月200kWh・電気代6,000円の世帯なら、ポイントオクトパス-Rの0.5%は月30ポイント相当です。年間でも360ポイントほどなので、ポイントを理由にプランを選ぶほどの金額にはなりません。

編集部のコメント

ポイント還元で比べると、九州電力には制度がなく、オクトパスエナジーも年360ポイント相当にとどまります。

この項目で本当に効くのは、九州電力側の「九電グループまとめてあんしん割」のほうです。BBIQやきゅうでんガスをまとめている世帯では年間1万円を超えることもあり、電気の差額より大きくなります。

逆にどれもまとめていない世帯では、九州電力側の還元は実質ゼロです。ご自分の請求書に割引の行があるかどうかで、判断がまるごと変わります。

5. 支払方法・サポート・解約金|対面窓口の有無と、解約金0円という違い

料金以外の使い勝手では、九州電力に各県の営業所という対面窓口がある点が最も大きな違いです。

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項目オクトパスエナジー九州電力
支払方法クレジットカード
口座振替
コンビニ払い(手数料220円・セブンイレブンを除く)
口座振替
クレジットカード
SMS決済(d払い・au PAY・PayPay等)
振込用紙
対面の窓口なし福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島に営業所
問い合わせ電話 0800-080-7927
月〜木9:00〜17:00/金9:00〜16:00
営業所ごとの電話窓口
LINE 9:00〜19:00・メール
解約金0円・契約期間の縛りなし従量電灯Bは公式ページに記載なし
運営会社TGオクトパスエナジー株式会社
登録小売電気事業者 A0793
九州電力株式会社
2026年9月に両社の公式サイトで確認した内容です

解約金については、オクトパスエナジーが公式に0円と明記しています。合わなければ戻せるという前提で試せるのは、乗り換えを迷っている方にとって大きい点です。

いつでも解約金かかりませんし、契約期間の縛りも無いので、ご安心ください

引用:オクトパスエナジー公式サイト「シンプルオクトパス」

サポート面を重視するなら九州電力に分があります。近くの営業所で直接相談できるのは、電話やWebだけで完結しない事情がある方には安心材料になります。

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【毎月変わる項目】オクトパスエナジーの燃料費調整額は九州電力より高い?上限の有無と請求への影響

オクトパスエナジーと九州電力の調整額は電源調達調整費と燃料費調整額で仕組みが違う

九州電力からの乗り換えをためらう理由のほとんどは、「従量電灯Bには燃料費調整額の上限があるのに、新電力にはないのでは」という点に集約されます。

結論からお伝えすると、その心配は2026年10月時点で実際に起きています。九州電力の平均燃料価格は44,500円/kLで、上限価格41,100円/kLを超えています。従量電灯Bの燃料費調整単価は上限で止まっている状態です。

ただし、上限があることで実際に得している金額は0.47円/kWhです。月200kWhなら94円、月420kWhでも197円にとどまります。この章では、その大きさを数字で確かめていきます。

仕組み → いまの上限の効き方 → 2022年との比較 → これから高騰したらどうなるか、の順に見ていきます。

1. オクトパスエナジーの調整額はプランで3通り|電源調達調整費・調整額なし・燃料費調整額

「オクトパスエナジーの燃料費調整額が高い」という話を見かけますが、それがどのプランの話なのかで意味がまったく変わります。オクトパスエナジーの調整額は3通りに分かれているからです。

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プラン調整額の名前2026年10月分
(九州エリア)
燃料価格が上がると
グリーンオクトパス電源調達調整費+2.52円/kWh上がる(上限なし)
シンプルオクトパス調整額そのものがない0円動かない
ポイントオクトパス-R燃料費調整額定義書に基準単価あり上がる(上限なし)
九州電力 従量電灯B
(参考)
燃料費調整額+1.86円/kWh
上限で頭打ち
上限で止まる
2026年10月分の公表単価です。いずれも国の電気料金支援による割引を差し引く前の金額で、オクトパスエナジーの2.52円には離島ユニバーサルサービス調整単価が含まれます

この表でいちばん大事なのはシンプルオクトパスの行です。調整額そのものが設定されていないため、燃料価格がどう動いても請求に反映されません。

*シンプルオクトパス、しかたこシンプルには燃料費調整単価はありません。

引用:オクトパスエナジー公式サイト「2026年10月分の燃料費調整のお知らせ」

つまり「上限があるから従量電灯Bのままがいい」と考えている方にとって、いちばん近い選択肢はシンプルオクトパスです。上限で頭打ちになるのではなく、そもそも変動しません。

ただしシンプルオクトパスの料金が適用されるのは開始から1年間だけです。その後は同じエリアのグリーンオクトパスに切り替わり、電源調達調整費がかかるようになります。「ずっと変動しない」わけではない点にご注意ください。

オクトパスエナジー自身も、調整額の動き方によっては結論が変わりうることを公式サイトに書いています。

もし万が一、今後燃料費調整額など、通常プラン(グリーンオクトパスなど)では含まれている調整単価がどんどん安くなるようなことが起きると、通常プランの方が割安になる可能性があります

引用:オクトパスエナジー公式サイト「シンプルオクトパス」

2. 九州電力は規制料金(従量電灯B)に上限があり、スマートファミリープランには上限がない

九州電力の燃料費調整制度には、基準燃料価格27,400円/kL、上限価格41,100円/kLという2つの数字が決められています。上限価格は基準の1.5倍です。

平均燃料価格が41,100円をこえた場合、41,100円を上限価格とします。ただし、電気供給条件および需給契約条件によりご契約のお客さまは、燃料費調整における上限値の設定はいたしません。

引用:九州電力公式サイト「燃料費調整制度」

この「需給契約条件によりご契約のお客さま」というのが、スマートファミリープランなどの自由料金にあたります。九州電力自身もプランのページで、従量電灯Bには上限があり、スマートファミリープランにはないと明記しています。

「従量電灯B」には燃料費調整に上限がある一方、「スマートファミリープラン」には上限がない

引用:九州電力公式サイト「スマートファミリープラン」

そして2026年10月分は、実際に上限を超えています。確定した平均燃料価格は44,500円/kLで、上限価格41,100円/kLを3,400円上回りました。

平均燃料価格(44,500円/kL)が上限価格(41,100円/kL)を超過したため、平均燃料価格を41,100円/kLとして算定しています。

引用:九州電力「2026年10月分電気料金の燃料費等調整単価をお知らせします」

その結果、同じ九州電力でも規制料金と自由料金で単価が分かれました。差は0.47円/kWhです。

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2026年10月分従量電灯B
(規制・上限あり)
スマートファミリープラン
(自由・上限なし)
燃料費調整単価+1.86円/kWh
上限で頭打ち
+2.33円/kWh
国の支援による割引▲3.50円/kWh▲3.50円/kWh
計▲1.64円/kWh▲1.17円/kWh
月200kWhでの差従量電灯Bが94円安い(年1,128円)
月420kWhでの差従量電灯Bが197円安い(年2,369円)
九州電力が公表している2026年10月分(検針・請求分)の低圧の単価です。別途、離島ユニバーサルサービス調整単価0.11円/kWhが加算されます

知恵袋などで語られてきた「規制料金は上限があるから有利」は、金額にするとこの幅です。保険としては本物ですが、月あたり100円前後という規模だと理解しておくと判断しやすくなります。

そしてこの上限は、スマートファミリープランに変えた時点で失われます。九州電力のなかでプラン変更をする場合も同じです。上限を残したいなら、従量電灯Bのまま動かさないという選択になります。

3. 燃料が高騰した2022年と2026年9月ではどう違うのか|直近の単価推移で検証

「乗り換えたら損をした」という声が多く出たのは、燃料価格が急騰した2022年です。当時と今とで、上限の効き方がどう違うのかを公表単価で並べてみます。

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検針・請求分規制
(従量電灯B)
自由
(スマートファミリープラン等)
平均燃料価格上限の適用
2022年7月分1.86円2.42円45,200円/kL適用
2026年5月分1.28円1.28円上限未満なし
2026年7月分1.41円1.41円上限未満なし
2026年8月分▲1.80円▲1.80円上限未満なし
2026年9月分▲2.64円▲2.54円上限超過適用
2026年10月分▲1.64円▲1.17円44,500円/kL適用
九州電力が公表している低圧の燃料費調整単価です。2026年8月以降のマイナスは国の電気料金支援による割引を含んだ金額で、離島ユニバーサルサービス調整単価は含みません

この表から読み取れることは3つあります。まず2026年5月から8月までは、規制も自由もまったく同じ単価だったことです。上限に触れていなければ、両者に差は生まれません。

次に、差がついたのは2026年9月分からという点です。九州電力の公式ページにも、上限を適用した期間が明記されています。

2022年7月分~2025年6月分、2026年9月分~2026年10月分の燃料費調整単価は、平均燃料価格が上限価格(41,100円/kL)を超過したため、平均燃料価格を41,100円/kLとして算定しています。

引用:九州電力公式サイト「過去の燃料費等調整単価」

そして3つめが、2022年の高騰期と2026年10月で、規制料金の単価がまったく同じ1.86円だったことです。上限に張りついている間は、どれだけ燃料が上がっても規制料金の燃調はこの値で止まります。

編集部のコメント

知恵袋に質問が投稿された2022年11月ごろは、まさに上限が効いていた時期でした。当時「規制料金から切り替えたのは失敗」と回答されたのは、事実にもとづいた指摘だったといえます。

ただし違いもあります。2022年は上限のない自由料金・新電力の単価が青天井で上がっていきましたが、2026年10月の自由料金は2.33円で、規制との差は0.47円です。当時のような極端な開きにはなっていません。

また当時は「調整額のないプラン」という選択肢自体が一般的ではありませんでした。シンプルオクトパスのように燃料費調整単価を持たないプランが選べる点が、2022年との実務的な違いです。

オクトパスエナジー側の電源調達調整費(九州エリア)も動いています。2026年9月分が2.14円、10月分が2.52円で、上がる方向です。ただし九州エリアの単価は9エリアのなかで最も低く、東京エリアの6.75円の半分以下にとどまっています。

これは九州エリアの平均燃料価格が44,500円/kLと9エリアで最も低いことと整合します。原子力の比率が高い九州の電源構成が、そのまま調整額の低さに表れている形です。

4. 今後また燃料が高騰するとどうなる|世帯別の影響額の目安

では、これから燃料価格がさらに上がったらどうなるのか。調整単価が1円/kWh上がると、請求額は使用量ぶんだけ増えます。

調整単価が1円/kWh上がったときの増加額
  • 一人暮らし(200kWh):月200円・年2,400円
  • 二人暮らし(320kWh):月320円・年3,840円
  • ファミリー(4人・420kWh):月420円・年5,040円

ここで効いてくるのが誰の調整単価が動くのかという違いです。2026年10月時点ですでに上限に到達しているため、今後さらに燃料が上がっても、従量電灯Bの燃調単価は1.86円のまま動きません。

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プランさらに高騰したら逆に燃料が下がったら
九州電力 従量電灯B動かない
上限1.86円で頭打ち
上限を下回れば一緒に下がる
九州電力 スマートファミリープランそのまま上がるそのまま下がる
グリーンオクトパスそのまま上がるそのまま下がる
シンプルオクトパス動かない
調整額そのものがない
下がらない
2026年10月分時点の制度にもとづく整理です。単価改定があった場合は別途反映されます

つまり燃料がさらに高騰する局面では、従量電灯Bのままのほうが有利になることがあります。グリーンオクトパスの電源調達調整費が0.66円/kWh以上さらに上がれば、2026年10月分の試算で出ていた差は消えます。この記事の結論は、そうした前提の上に立っています。

高騰が気になる方には調整額そのものを持たないシンプルオクトパスという選択肢があります。上限で止まるのではなく最初から変動しないため、1年目に限っては従量電灯Bの上限より強い固定になります。判定は使用量別の早見表でできます。

5. 国の電気料金支援の反映方法も違う|オクトパスエナジーは電気料金の総額から割引される

2026年10月分では、国の電気・ガス料金支援として低圧3.50円/kWhの割引が入っています。ただし請求書での見え方が両社で違います。

九州電力の公表単価は、割引をあらかじめ差し引いた数字で出ています。対するオクトパスエナジーは、燃料費調整額には手を付けず請求の合計額から引くという扱いにしています。

燃料費調整額のお知らせには割引単価※ を含んでおりません。弊社では燃料費調整額ではなく、電気料金総額から割引を行います。

引用:オクトパスエナジー公式サイト「お知らせ・約款類」

割引の金額はどちらも同じ3.50円/kWhなので、両社の料金差には影響しません。単価表だけを並べて「オクトパスの燃調は高い」と見えるのは、この見せ方の違いによるところが大きいと言えます。

なお支援そのものは国の事業で、実施される月とされない月があります。2026年でいえば2月・3月・4月・8月・9月・10月に割引が入り、5月から7月は入っていません。支援が終われば両社とも同じだけ請求が上がります。

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九州電力からオクトパスエナジーに乗り換えた人の声|独自アンケートの結果

九州電力からオクトパスエナジーへ乗り換えた12人の電気代変化

ここまでは公表単価にもとづく試算でした。実際に九州電力から乗り換えた方がどう感じているかを、当編集部が実施した利用者アンケートから抜き出して見ていきます。

調査の概要 ※タップでひらく
  • 調査主体:回線ストア編集部(株式会社アウンカンパニー)
  • 調査期間:2026年9月14日〜21日
  • 方法:Googleフォームによるインターネット調査(クラウドワークスで募集)
  • 有効回答:92人(現在契約中80人+1年以内に解約12人)
  • この章の対象:上記のうち「オクトパスの直前に契約していた電力会社」が九州電力だった12人
  • 元データ:調査結果・回答元データ(PDF)

九州電力から乗り換えた12人のうち、電気代が下がったと答えたのは11人でした。残る1人は「ほぼ変わらない」で、上がったと答えた方は0人です。

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設問結果(n=12)
電気代の変化かなり下がった2人/少し下がった9人=下がった11人/ほぼ変わらない1人/上がった0人
変化額(下がった11人)500〜1,000円 8人/500円未満1人/1,000〜2,000円1人/2,000〜3,000円1人
総合満足度非常に満足4人+やや満足8人=12人全員/不満0人
契約前の不安かなり感じた3人+少し感じた4人=7人/あまり・まったく感じなかった5人
契約プランシンプル6人/グリーン5人/オール電化1人
月平均の使用量100〜200kWh 4人/200〜300kWh 2人/300〜400kWh 2人/わからない4人
継続意向使い続けたい6人+どちらかといえば続けたい6人=12人全員
回線ストア編集部の独自調査(2026年9月・有効回答92人)から、直前の契約先が九州電力だった12人を抽出して集計しました

変化額は500〜1,000円が8人と最も多く、2,000円を超えたのは1人だけでした。九州電力は単価が低いぶん、下がり幅も穏やかという結果です。

この結果と試算が食い違って見える理由 ※タップでひらく

この12人でいちばん多い使用量は月100〜200kWhですが、2026年10月分の単価で試算すると、その帯の差は月数円から数十円にとどまります。アンケートの「500〜1,000円下がった」とは開きがあります。

これは比べている時期が違うためです。アンケートは「乗り換えてから今までの実感」、試算は「今から乗り換えた場合」を見ています。この12人のうち5人は利用期間が2年以上で、いまとは違う条件の月を長く使ってきています。

加えて、申込時のキャンペーン割引が効いていた期間も含まれます。自由記述にも「たまに電気代が安くなるキャンペーンもやっている」「定期的に安くなるキャンペーンがある」という回答がありました。

口コミの金額をそのまま自分の見込みにせず、今の単価で計算した早見表と合わせて見るのが確実です。

契約前に不安を感じたのは12人中7人でした。理由として最も多かったのは「聞いたことがない会社だった」で6人、次いで「新電力全般への不安」が3人、「外資系・海外発祥だから」が2人です。

ただしその7人は全員が、使ってみて不安は解消された(うち3人は「ある程度解消された」)と回答しています。実際の声を3件紹介します。

九州電力などよりマイページは見やすいと思う。切り替え時のポイント特典も良かった

回線ストア編集部の独自調査より(福岡県・1人世帯・利用1〜2年・グリーンオクトパス)

一方で、注意点として挙げられた声も率直です。調整額の仕組みがわかりにくいという指摘が複数ありました。

料金単価だけを見て安いと思わず、実際の使用量や請求額を何カ月か確認して、自分の家庭に合っているか判断したほうがいいと思います。

回線ストア編集部の独自調査より(福岡県・2人世帯・利用2年以上・グリーンオクトパス)

そしてこの記事をつくるきっかけにもなったのが、次の回答です。

具体的にどれくらい安くなるか、燃料費変動などのリスクがないのかについて通常の電力会社と比較できる情報が欲しい

回線ストア編集部の独自調査より(福岡県・1人世帯・利用1〜2年・グリーンオクトパス)
編集部のコメント

回線ストアならではの結果もありました。九州電力から乗り換えた12人のうち4人が、光回線と同じタイミングで電気を見直しています(引っ越し時にまとめて手続き2人、回線を見直したついでに2人)。

九州はBBIQをはじめ地元の光回線が強いエリアです。回線の契約を見直すタイミングは、電気の契約を見直す自然なタイミングでもあります。

ただし前の章で触れたとおり、BBIQと電気をまとめて割引を受けている場合は、電気だけ動かすと割引も止まります。回線と電気はセットで考えたほうが失敗しません。

※この章の集計は12人と母数が小さく、うち10人が福岡県にお住まいの方です。九州全体の傾向として断定できるものではありません。回答者の本人確認は行っていません。

エリアを限定しない92人ぶんの集計や、満足度の項目別スコアは、オクトパスエナジーの評判をまとめた記事で詳しく扱っています。

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比較してわかったオクトパスエナジーと九州電力のメリット・デメリット

ここまでの比較を、両社それぞれのメリットとデメリットに整理します。各項目から該当の章へ飛べるようにしてあります。

1. オクトパスエナジーのメリット・デメリット

オクトパスエナジーの強みは単価の安さと、解約金0円という試しやすさです。弱みは調整額に上限がないことと、九州ではガスをまとめられないことです。

スクロールできます
メリットデメリット
電力量料金が3段階とも安い
→ 単価の比較
調整額に上限がない
→ 上限の有無
解約金0円・縛りなしで試せる
→ 解約金の比較
九州では差が小さい
→ 一人暮らしの比較
調整額のないシンプルオクトパスを選べる
→ 調整額の3通り
シンプルは1年で切り替わる
→ ファミリー(4人)の比較
サイト de オクトパス割で総額4,000円
→ 申し込み手順
対面窓口がない
→ サポートの比較
アプリ・マイページで使用量をすぐ確認できる
→ 利用者の声
九州ではガスをまとめられない
→ ガスセットの比較

とくに見落とされがちなのが、調整額に上限がない代わりに、そもそも調整額を持たないプランがあるという点です。上限の有無という土俵とは別の解き方をしています。

2. 九州電力のメリット・デメリット

九州電力にも、料金以外で選ぶ理由があります。とくに従量電灯Bの「上限あり」と、グループのセット割は他社にはない仕組みです。

スクロールできます
メリットデメリット
従量電灯Bなら調整額に上限がある
→ 上限は41,100円/kL
単価はプランによる
→ プランの違い
BBIQ・ガス・スマホのセット割がある
→ まとめている場合
ガスのセット割は使用量で額が変わる
→ セット割の条件
各県に営業所がある
→ サポートの比較
家庭向けのポイント制度がない
→ ポイントの比較
30Aで月146〜194kWhの帯では安い
→ 使用量別の早見表
スマートファミリープランは上限がない
→ 上限の有無
燃料価格が下がる局面では請求が下がりやすい
→ 高騰時の影響額
301kWh以降の単価は26.97円と高め
→ 単価の比較

ここで見落としやすいのが、「九州電力だから上限がある」わけではないという点です。上限があるのは従量電灯Bなどの規制料金だけで、スマートファミリープランに変えている場合は上限がありません。

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オクトパスエナジーが向いている人・九州電力のままが安心な人

オクトパスエナジーに向いている人と九州電力の継続が向いている人の比較

これまでの比較を、契約アンペア・いまの契約プラン・住まいと回線・重視する点・支払い方法の5つの軸で振り分けました。当てはまる項目が多いほうを選べば大きく外しません。

スクロールできます
軸オクトパスエナジーが向いている人九州電力のままが安心な人
契約アンペア
検針票に記載
40A以上で契約している
30A以下の契約だが1年目の料金を安くしたい
50Aならどの調整単価の列でも全域で安い試算です
30A以下で契約していて、
割引が終わる2年目以降の料金も重視したい
調整単価が▲1.5円前後より大きくマイナスの月は、30Aで月146〜194kWh、20Aで月85〜205kWhが九州電力のほうが安い試算です
いまの契約プランスマートファミリープラン
すでに上限がないので失うものがない
従量電灯Bのままで
上限という保険を残したい
住まい・回線BBIQ・きゅうでんガス・QTモバイルを
まとめていない
戸建てでBBIQ+きゅうでんガスを
まとめて割引を受けている
九電グループまとめてあんしん割で年11,160円
重視する点月々の請求額を下げたい
解約金なしで試したい
燃料高騰時の上限という保険が欲しい
営業所で直接相談したい
手続き・支払い申し込みから請求の確認まで
Webで済ませたい
振込用紙やSMS決済で支払いたい
オクトパスエナジーのコンビニ払いは手数料220円・セブンイレブンを除く

30A契約の方は、2026年10月分では月146〜194kWhの狭い帯を除いてオクトパスエナジーが安い試算です。ただし九州電力の燃料費等調整単価が▲1.5円前後より大きくマイナスになる月は、逆転する帯が月112kWh以上まで広がります。

判定に迷う方は、検針票を手元に置いて使用量別の早見表を見るのが確実です。自分の使用量とその月の調整単価で、どちらが安いか数字で確認できます。

「九州電力のままが安心」に当てはまった方でも、解約金が0円なので一度試して戻すという選択ができます。サイト de オクトパス割の4,000円を含めれば、1年目は差が埋まるケースが多いため、積極的に活用してください。

\ 申請不要・初回請求から総額4,000円が引かれる /

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九州電力からオクトパスエナジーへの乗り換え手順を5ステップで解説

九州電力からオクトパスエナジーへ乗り換える5ステップ

乗り換えの手続きはWebだけで完結し、九州電力への連絡も原則必要ありません。全体の流れを先に確認しておきましょう。

STEP
検針票かWebで今の契約プランと使用量を確認する

契約種別・契約容量・使用量の3つを手元に用意します。
詳しく見る

STEP
サイト de オクトパス割の専用ページから申し込む

公式トップページから入り直すと4,000円の割引が付きません。
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STEP
対象プランを選び、供給開始日を指定する

検針票の使用量を見てプランを決めます。
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STEP
九州電力への解約連絡はオクトパスエナジーが代行する

引っ越しをともなう場合だけ手続きが必要です。
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STEP
マイページで供給開始と割引の適用を確認する

切り替わるのは最初の検針日からで、通常1〜2カ月かかります。
詳しく見る

1. 検針票かWebで今の契約プランと使用量を確認する

用意するのは契約種別・契約容量(A)・直近数カ月の使用量(kWh)の3つです。紙の検針票か、九州電力の会員サービス「My九電」で確認できます。

My九電は最大24か月ぶんの利用状況を確認でき、印刷やPDFのダウンロードにも対応しています。1カ月分だけで判断すると、季節の偏りで結論を誤ります。夏と冬を含めた平均を出してください。

以前の会員サイト「キレイライフプラス」は2025年9月30日にサービスを終了しています。ブックマークが残っている方はMy九電に移動してください。

2. サイト de オクトパス割の専用ページから申し込む

ここがいちばん間違えやすい手順です。オクトパスエナジーのトップページを経由した申し込みは、4,000円の割引の対象外です。

割引の対象になるのは、申し込み画面に割引のバナーが表示される特定のリンクから入った場合だけです。公式の規約にも明記されています。

本割引特典は、お申し込み画面に本割引特典の旨のバナーが表示される特定のサイト/リンクからのお申し込みであることが適用条件となります。

引用:オクトパスエナジー公式サイト「サイト de オクトパス割 Ver.2」のご案内
オクトパスエナジーの「サイトdeオクトパス-4000」特設ページ

当サイトのボタンはすべてこの専用ページへリンクしています。申し込み画面でバナーが表示されているかを忘れずに確認してください。表示されていなければ、ボタンから入り直せば適用されます。

3. 対象プランを選び、供給開始日を指定する

申し込み画面でプランを選びます。九州エリアで迷ったときの目安は、月の使用量が安定して350kWhを超えるならシンプルオクトパス、それ以下ならグリーンオクトパスです。

2026年10月分の単価で計算すると、九州エリアでは350kWhを境にシンプルオクトパスが伸びはじめます。東京エリアとは分かれ目が違うので、他エリアの解説をそのまま当てはめないでください。

入力に必要なのは、検針票に記載されているお客さま番号・供給地点特定番号と、支払い方法の情報です。九州電力の解約手続きはこの時点では不要です。

4. 九州電力への解約連絡は原則不要|引っ越しの場合は手続きが必要

いま住んでいる家でそのまま切り替える場合、九州電力への解約連絡はオクトパスエナジー側が代行します。自分で営業所に電話する必要はありません。

いつでも解約金かかりませんし、契約期間の縛りも無いので、ご安心ください

引用:オクトパスエナジー公式サイト「シンプルオクトパス」

ただし引っ越しをともなう場合は別です。いまの住所の電気を止める手続きが必要になるため、九州電力への連絡が要ります。

編集部のコメント

引っ越しで光回線と電気をまとめて手続きするときは、順番があります。

先に光回線の移転・新規申し込みを済ませてください。九州は工事の予約が取りにくい時期があり、回線のほうが日程の制約が大きいためです。電気は申し込みから供給開始まで通常1〜2カ月ですが、引っ越し日を指定しての申し込みができます。

BBIQを使っていて九電グループまとめてあんしん割が付いている方は、電気を乗り換えると回線側の割引も止まります。引っ越しのタイミングで両方を見直すなら、回線もあわせて比較しておくと無駄がありません。

5. マイページで供給開始と割引の適用を確認する

申し込みが完了しても、すぐに切り替わるわけではありません。切り替わるのは最初に到来する検針日からで、通常は1〜2カ月かかります。

事業者の氏名または名称 TGオクトパスエナジー株式会社

引用:オクトパスエナジー公式サイト「特定商取引法に基づく表示(電気)」

供給が始まったら、マイページで初回の請求に1,000円の割引が入っているかを確認してください。サイト de オクトパス割は初回請求から1,000円×4カ月で自動的に引かれます。

いま実施されているキャンペーンの一覧と受け取り条件は、オクトパスエナジーのキャンペーンでまとめています。

\ 申請不要・初回請求から総額4,000円が引かれる /

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オクトパスエナジーと九州電力の比較に関するよくある質問

本文で扱いきれなかった疑問をまとめました。知恵袋やSNSで実際に聞かれている言い回しのまま並べています。

九州電力からオクトパスエナジーに乗り換えて後悔しませんか?

いまの契約プランと月の使用量で答えが変わります。

2026年10月分の単価では、契約30Aで月146〜194kWhの帯だけ九州電力のほうが安く、それ以外はオクトパスエナジーが安い計算でした。40A以上の契約なら、この月はどの使用量でもオクトパスエナジーが安くなります(50Aはどの調整単価の列でも全域で安い試算です)。ただし従量電灯Bの燃料費調整額はいま上限に張りついており、その分だけ九州電力が有利に出ている状態です。使用量別の早見表で自分の数字を当てはめてみてください。

平均燃料価格(44,500円/kL)が上限価格(41,100円/kL)を超過したため、平均燃料価格を41,100円/kLとして算定しています。

引用:九州電力「2026年10月分電気料金の燃料費等調整単価をお知らせします」
オクトパスエナジーの評判はどうですか?

当編集部の調査では、九州電力から乗り換えた12人のうち11人が電気代は下がったと回答しました。

総合満足度は12人全員が満足以上で、不満と答えた方はいませんでした。一方で「調整額の仕組みがわかりにくい」という指摘も複数あります。全国92人ぶんの集計や項目別の満足度は、オクトパスエナジーの評判についてまとめた記事で扱っています。

前の電力会社からの変更手続きも簡単でカスタマーの対応もよく電気代も安くなったのでとても良いと思います。

回線ストア編集部の独自調査より(福岡県・4人世帯・オール電化オクトパス)。調査結果・回答元データ(PDF)
一度乗り換えたあとに九州電力へ戻すことはできますか?

九州電力の公式サイトに、戻せるかどうかを明記した記載は見当たりませんでした。

確認できている事実は2つです。従量電灯Bは2026年9月時点で公式サイトに掲載されており、新規受付停止の表示はありません。そして規制料金(経過措置料金)の制度自体も、資源エネルギー庁が存続していると説明しています。とはいえ手続きの可否は個別の事情で変わります。戻す前提で乗り換えるのであれば、事前に九州電力の窓口で確認しておくのが確実です。なおオクトパスエナジー側の解約金は0円です。

小売電気事業者間の競争が十分に進展するまでの間は、規制部門の電気料金(経過措置料金)も、各地域の電力会社から引き続き提供されます。

引用:資源エネルギー庁「電力自由化で料金設定はどうなったの?」
九州電力の従量電灯Bとスマートファミリープランのどちらと比較すべきですか?

いま契約しているほうと比べてください。単価も上限の有無も違うためです。

基本料金は両プランとも同じですが、301kWh以降の単価は従量電灯Bが26.97円、スマートファミリープランが25.87円です。そのかわりスマートファミリープランには燃料費調整額の上限がありません。本記事の金額表は従量電灯Bをメインに取り扱っています。プランの違いを整理した章もあわせてご覧ください。

「従量電灯B」には燃料費調整に上限がある一方、「スマートファミリープラン」には上限がない

引用:九州電力公式サイト「スマートファミリープラン」
燃料費が高騰したらオクトパスエナジーの方が高くなりますか?

グリーンオクトパスの場合は、差が縮まり逆転することもあります。

従量電灯Bの燃料費調整単価は上限の1.86円/kWhで止まっているため、ここから燃料が上がっても動きません。一方グリーンオクトパスの電源調達調整費には上限がないので、0.66円/kWh以上さらに上がれば2026年10月分の試算で出ていた差は消えます。なおシンプルオクトパスには調整額そのものがないため、燃料価格の影響を受けません。高騰時の影響額を扱った章で詳しく比べています。

2022年7月分~2025年6月分、2026年9月分~2026年10月分の燃料費調整単価は、平均燃料価格が上限価格(41,100円/kL)を超過したため、平均燃料価格を41,100円/kLとして算定しています。

引用:九州電力公式サイト「過去の燃料費等調整単価」
九州電力とオクトパスエナジーの違いは何ですか?

まったく別の会社で、料金の組み立て方とサポートの形が違います。

オクトパスエナジーは基本料金と電力量料金を低めに設定し、そのぶん調整額を高めに置いています。九州電力は各県に営業所を持ち、グループのガス・光インターネット・スマートフォンとのセット割を用意しています。送配電の設備は両社で共通なので、電気そのものの品質は変わりません。オクトパスエナジーは資源エネルギー庁に登録された小売電気事業者(登録番号A0793)で、登録小売電気事業者一覧で社名と登録番号を照合できます。

事業者の氏名または名称 TGオクトパスエナジー株式会社

引用:オクトパスエナジー公式サイト「特定商取引法に基づく表示(電気)」
切り替えに工事や立ち会いは必要ですか?

スマートメーターが設置済みなら、工事も立ち会いも不要です。

旧型のメーターが残っている住宅では、切り替えの手続きに合わせてメーターの取り替えが入ります。作業は短時間で終わり、費用を請求されることは原則ありません。実際に会社が切り替わるのは、申し込みのあと最初に訪れる検針日からです。

切替の場合は手続完了後、最初に到来する計量日または検針日

引用:オクトパスエナジー公式サイト「特定商取引法に基づく表示(電気)」
九州電力のセット割をやめると損しませんか?

まとめている本数によっては、電気の差額より割引のほうが大きくなります。

九電グループまとめてあんしん割は、BBIQが月330円(戸建・つづけて割加入時)、QTモバイルが1回線につき月110円、きゅうでんガスが公式の例で月600円です。戸建てでBBIQときゅうでんガスをまとめていれば年11,160円になり、ファミリー(4人)の年間差5,654円を上回ります。一方、どれも契約していない世帯にはこの割引が付いていないため、比べる必要がありません。セット割について説明している章で計算の仕方を示しています。

「九電グループまとめてあんしん割」は、九州電力の電気をご使用のお客さまであれば、九州電力が提供する「きゅうでんガス」や九電グループのQTnetが提供する光インターネットサービス「BBIQ」「BBIQライト」、スマートフォン「QTモバイル」のご契約が割引になるサービスです。

引用:九州電力「よくあるご質問|九電グループまとめてあんしん割とはなんですか?」
オール電化でも九州電力よりオクトパスエナジーの方が安いですか?

夜間の単価はほぼ同じで、休日の使い方で結論が分かれます。

オール電化オクトパスの九州エリアの夜間単価は14.73円、九州電力の電化でナイト・セレクトは14.59円で、差は0.14円です。ただし電化でナイト・セレクトは休日の昼間も安い単価が適用されます。契約電力の決め方もアンペアではなくキロワットなので、オクトパスエナジーのオール電化プランを扱った記事で詳しく試算しています。

デイタイム 8:00〜22:00 / ナイトタイム それ以外

引用:オクトパスエナジー公式サイト「電気料金メニュー定義書 オール電化オクトパス 2026-07-D(九州電力エリア)」
乗り換えるならどこから申し込むのが一番お得ですか?

サイト de オクトパス割の専用ページからの申し込みです。

当サイトの専用ページから申し込むと、総額4,000円が初回請求から自動で引かれます。申請もクーポンコードの入力も不要なので、受け取り漏れが起きません。公式のトップページを経由すると割引の対象外になります。

本割引特典は、お申し込み画面に本割引特典の旨のバナーが表示される特定のサイト/リンクからのお申し込みであることが適用条件となります。

引用:オクトパスエナジー公式サイト「サイト de オクトパス割 Ver.2」のご案内

最後にもう一度お伝えすると、九州電力とオクトパスエナジーの差は毎月の調整額で入れ替わります。しかも従量電灯Bの燃料費調整額はいま上限に張りついていて、その状態がいつまで続くかは燃料価格しだいです。金額だけを覚えるのではなく、使用量別の早見表をブックマークして、検針票が届くたびに当てはめてみてください。

\ 申請不要・初回請求から総額4,000円が引かれる /

東京電力との比較を知りたい方はオクトパスエナジーと東京電力の比較、申し込み時の特典を確認したい方はオクトパスエナジーのキャンペーンもあわせてご覧ください。

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